ただいま~今日北京から帰国しました。
中国には毎年旧正月という一大イベントがあり(今年は2月2日が大みそ)、毎年多くの中国人がこの日のために帰国します。その為、私も親せきに会うために今回は6日間休みをとって北京に行きました。
今回の中国はいくつか目的があって
1つ目は、今まで勉強した中国語の実践練習
2つ目は、中国人経営者数名との情報交換を兼ねた面談
3つ目は、中国人の一般的な生活を経験すること。
中でも3つ目が、今回の一番の目的です。自分で言うのは変ですが、私の中国の親せきはビジネスで成功している人ばかりです。つまり大金持ちです。その為、中国に行ったときはいつも迎えがいて、ホテルが用意されていて、毎日豪勢な食事に招待され、どこに観光行くにもずっと運転士がいる状態。もちろんゴージャスな旅行ができるのは楽しいですが、親戚の生活レベルと、一般人の生活レベルを比較すると乖離があるので、これから中国進出を狙っている私としては、消費者のニーズが見えてきません。
そこで今回の旅行はできるだけ親戚と離れて、自分で行動していろいろなモノを見て、実際に体験することを目的にしていました。今回の中国行きでいろいろ見えたものもあるのでメモとして久々にブログに書いてみます。
■TwitterもFacebookも完全に遮断
→最近Twitter頑張ってるので、中国の様子をツイートしようとしたのに、北京空港到着後、Twitter、Facebookが完全に遮断されて見ることすらできません。中国では微博というTwitterとまったく同じサービスがあるのですが、すでにユーザー数は中国国内だけで1億3千万人近くいるらしく、この海外で流行っているものは出来るだけ自国でやろうという精神が、他国が中国市場に参入するときの障壁であり、今の中国急成長の力なのかも知れない。
■広告が一切ない地下鉄の電車
→やっぱり同じ広告をやっているクラッチしては、どんな広告があるのが知りたいところ。TVなどの4マス媒体は日本と変わらないのですが、気になったのは今中国国内で急激に拡大している地下鉄。なんと電車の中には全く広告はありません。唯一あるのは駅のポスターくらいのもの。
■中国成長の光と影を目の当たりにした電車内
初めて中国の電車に乗って衝撃を受けたのは人の格差です。急成長する一方、中国の影の部分がとてもよく見えました。この1回の電車で見た光景は
・病弱した3歳くらいの貧しそうな子供を抱えて物乞いする女性
・子供に30Cmくらいのスピーカーを担がせて、電車内で歌わせながら物乞いする女性
・義足の足で地面を這いながら物乞いする男性
でした。最近中国人が銀座で買い物しまくっているニュースをよく目にしますが、あんなものはごく一部です。実際には金持ちなんて1割もいない。殆どが中の下の生活をしている人ばかりなのです。
■B級グルメにどこかでみたディズニーキャラクター
今回は一人ということもあり、気兼ねなく行動できるので、まずは北京で有名な繁華街である王府井という場所へ。腹も減ったのでまずはB級グルメロードへ突入。サソリの串揚げを経験してみました。
味はなんとかも言えなく評価しようがないのですが、やっぱりちょっと気持ち悪かったです。
次にしばらく繁華街を歩いていると、どこかで見たことあるような・・・
ニュースでたまに見かける例の遊園地から移動してきたのか?!うーーーん。でもやっぱりこういうのはよくないよね・・
そのあとは、デパートやスーパーなどを沢山回りました。スーパーではどんな商品が売れているのか、日本にあって中国にないものは?どれだけスーパーの棚に日本の商品が置かれているのか?などをずっと見て回りました。
■テロにしか見えない大みそかの花火
中国の旧正月は花火がハンパじゃありません。夜の24時前後になると街中で打ち上げ花火があがり、爆竹が鳴り響きます。高いビルの上から見るとわかるのですが、どこ見渡しても打ち上げ花火だらけです。どの家でも旧正月を祝うために、大量の花火を買い込むのです。
バクチクといえば、日本では直径10Cmくらいの30発くらいがまとまったやつですが、
中国の爆竹はハンパじゃありません、イメージは日本の爆竹が30mくらいある感じ。私の親せきの家にあった花火は、まるでホースを丸めたような感じの爆竹でした・・これに火をつけるとこんな感じになります。
どうですか?何が怖いって火薬の量が多すぎて近くにいると、破片が飛んできて痛いです。それに朝にあると、打ち上げ花火と爆竹の破片が街中に転がっていて、(誰も片づけないので)自分でどかさないと車が走れません。花火というよりテロか銃撃戦です。
■中国人の食事席での素晴らしいコミュニケーション
帰国直後で疲れてきたので最後に紹介したいのが、中国人の会食の場での素晴らしいコミュニケーションです。そもそも中国のレストランは殆どが円卓で、(あの真中が回るやつ)改めて思うのが、この円卓は本当に素晴らしいと思う。例えば8人で飲みに行くとして、四角い机に対面が基本の日本なら全員の顔を見渡すのは難しいだろう。しかし円卓なら全員の顔を見渡して話ができる。「でも、円卓だと相手が遠くなり乾杯はどうするの?」と質問されたことがあるが、それは心配ない。なぜなら中国人は軽い乾杯は、料理を載せて回る部分をコップでコツコツ叩けばそれで乾杯成立だからだ。
あと私が言う素晴らしいコミュニケーションについて紹介すると、中国では身分に関係なく、いきなりコップを持って、特定の誰かに対して敬意を払って乾杯をする。そして乾杯するときには必ず相手に感謝の言葉や敬意をはらうのだ。例えば親戚が僕に乾杯を求める時は、親戚が「えい!勇治」とコップを持って、「今回は中国に来てくれてありがとう。一生に正月が過ごせてよかった。今年も健康に。何事もうまくいきますように」と言って乾杯をする。これが会食中何度も行われ、酒を飲まない人や未成年の甥もみんなやってる。(乾杯が多くなるので飲む量も多くなりますが・・)クラッチでも、毎月誕生日会の人に対して、「あなたと仕事ができて本当によかった。なぜなら・・」と面と向かってメッセージを送るが、これに似たようなことを毎度ふつうにやっているのである、そのせいだけではないが、中国人の繋がりは本当に強い。大変な時は助け合うし、家族はの絆は何よりも強い!日本を含め海外の人からみた中国人は、すぐパクるとか、犯罪者が多いとか、人を騙すとか悪いイメージをもたれやすいが、それはごく一部だ。比べるつもりはないが、中国人は何より義理堅く、思いやりがある。特に家族に対してはすごい。日本では老人ホームが沢山あるが、中国では老人ホームに親を入れることは、親を殺すに等しい行為だ。
そういった人間の繋がりや、家族への思いやりなど。今回は中国経済や市場だけでなく、中国人の人柄が見えた視察でした。
ということで皆さんも是非中国へ。
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